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2022/12/04 17:30
→初めてのオリジナル作品「いちごのケーキ」
はじめして、sakura babyの益川直子です。
ショップを訪れてくださったみなさんに、お伝えしたいことはたくさんありますが、まずは私とハンドメイドの出会いについてお伝えしたいと思います。
私の母はミシンや手芸が好きで、おうちにはいつもたくさんのハンドメイド作品がありました。
一番心に残っているのは、ピアノの発表会のために作ってくれたドレスでした。
それは、白いレース生地にペチコートと大きなサテンの黄色いリボンのついた、お姫様みたいなふわふわのドレスでした。
他にもワンピースやパジャマ、学校で使う手さげやランチョンマットなど、いつも母の手作りのものに囲まれて暮らしていました。
そんな私が本格的にミシンをするようになったのは、コロナがきっかけでした。
なかなかマスクが買えなくて、どうしようかと思ったとき、ふと作ってみようと思ったのです。
何度も失敗を繰り返して完成したマスクは、肌触りが良くてとても使い心地が良かったから、お世話になった人たちにプレゼントしてみよう。
そう思いながら、手芸屋さんで一人ひとり思い浮かべながら生地を選ぶ時間は、とても楽しくて時間を忘れてしまうほどでした。
子どものころの私は、プレゼントというとなぜか手作りのものを贈るものだと思っていて、田舎の祖母のためにフェルトでめがねケースを作ったり、隣の祖父にパッチワークのクッションを作ったり。
今思うとお店で買うこともできたのに、何日も前から準備して、少しずつ少しずつ作って、お手紙も何度も書き直して、私の気持ちにぴったりの特別なプレゼントにしようと夢中でした。
ハンドメイドをお仕事にしたのは、こうしたドキドキわくわくした子ども時代をもう一度味わいたかったから。
世界でたった一人のあなたやあなたの大切な家族の暮らしのそばに、選んで頂ける作品を自信を持ってお届けします。